少年の心を忘れたくないだけさ
2日連続 tenkas です。
珍しいね。2日連続って。
定額給付金、今日もらった。
純粋に嬉しいね。
使わなきゃならんね。
なんか勘違いしてる人が多いみたいだけど、定額給付金って、ただ単に金をばら撒いてるワケではない。
思慮が浅い、とか、他に使い道があるだろ、とか言われるけど、決して悪い政策ではないよね。
そんな発言の方がよっぽどか愚かしいのではないか、とさえ思う時があるよ。
この間、こんな発言を耳にしたんだ。
「 政治なんて所詮は見世物みたいなモンでしょ 」
これは酷い言葉だ。
確かに見世物臭いところはある。その点に関しては十分に同意できる。
だが、この言葉の意味するところは少し違う。
この発言を聞いた時のシチュエーションからしてもそうだ、と言える。
その人物はこれを、
「今の政治というのはマスコミや世間に対して芝居を演じているようなもので、
その実態は腐敗に満ちた、クソッタレな世界である、くだらない、低俗なものだ」
という意味で使ったのだ。
あまりにも偏見に満ちている。
2ch でニヤニヤしてるうちにこんな事を思ったのだろうか。
「政治は腐敗している」、その通りである。
「賄賂なんて日常茶飯事に違いない」、恐らくそうであろう。
だから
「政治は全てクソ同然だ」・・・・、そんなことは断じてない。
tenkas も議員の実態などはよく耳にする機会があるのだが、まさにクソッタレである。
だが、
彼らとて仕事である。
もし彼らが全く仕事をしていなかったら、当たり前だが国は存続し得ない。
彼らは彼らなりに仕事をこなしているのだ。
結局、民間人というのは、政界に入っていたこともなく、
また、それほどの知識も無いのに彼らを批判しているのだ。
不思議なことだ。
政界の諸事情というのは、我々民間人はそうそう知らないことである。
だから容易に彼らを批判するのだが・・・・・・、
実におかしな話である。
というのは、「知る機会」は与えられているからだ。
本屋に行けば様々な出版物があるし、様々なところで専門家は意見を述べている。
それらを読むことによって、
批判だけではない、よりアクティブな思案を行える、と言っても過言ではないだろう。
つまるところ、知ろうとすれば、より知ることができる、そんな環境があるのだ。
それらを無視して批判ばかり行うというのも、随分と生意気なものである。
「無知の知」ではないが、それに通ずるところがあるように思う。
その状況を悪化させる考え方が存在し、それこそが冒頭の
「政治なんて所詮は見世物だ」、である。
というのは、ありとあらゆる事象をこれ一つで片付けてしまえるからだ。
一種の詭弁と言っても差し支えはないだろう。
そんなことを言っても何の足しにもならないのだ。
その一言で全てを片付ける。まるで自分が達観してしまっているかのように。
なんだかんだ言って、真剣に考えていないのだ。
IBM の創設者である トーマス・ワトソン はこう言っています。
「もし、人々が喜んで考えるならば、この世の問題を解決することは容易である。
問題は、考えることを放棄して、人々が様々な物に頼ろうとすることなのだ。
考えることは、それほど難しいことなのだ。」
とても的を射た言葉だと思う。
昔、ある友人がこんなことを言った。
「へぇ、意外に貴方って深い話できるんですね。
いやぁ、そんな話をできる人はそうそういませんから。」
その時は tenkas はこう返した。
「そんなことは無い。皆すごく物識りだし、十分に俺より話せる奴なんて腐るほどいる筈だ」
今からすれば、なんて下手な事を言ったのか、とさえ思われてくる。
そうなのだ。
皆、知っているし、十分な脳を持ち合わせているのだ。
だが、面倒くさがって何も言わない奴がほとんどなのである。
ちょっと後悔している。
この返し文句は、少し考えれば、そうではない、と気がつく筈だ。
「話せる」人は沢山いる、だが、実際はその大半が「話さない」のだ。
惜しいことである。
スケールが大きくなってしまうが、
これらのことから、tenkas はこんな風に思うことがある。
「人間は進化の最終段階にいるのではない。ただ、進化を止めてしまっただけなのだ。」
あれれ?
俺は一体何の話をしていたんだ?
そうそう、
legendary 発注した
I Feel Groovy さんのところで
届くの楽しみにします
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