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昔の話を残しておく。歴史ver.1

更新停止。コレ自体は残しておく。いわゆる、自分の歴史。

   
カテゴリー「PC」の記事一覧

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#88 「ノートPCが起動できない」 その3

本筋は今回で終わる・・・かな?
なんだか気分が優れないので、淡々と書いていこうかと思う。

最初:「ノートPCが起動できない」 その1
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ヨドバシカメラに到着。

目的の品を探しまわる。
しかし見つからない。
猛烈に焦る。

分からない時は・・・・人に聞く!

店員に尋ねる。
te「あのー、すいません」
店「はい何でしょう」
te「えーと、HDDなんですけど、2.5インチ型のIDEを変換するアダプタを・・・」
店「書籍コーナーの左です」
te「そうですか、有難うございます」

あの説明でよく分かったな、と今でも思う。
ひょっとするとアレか、
「コイツ難しいこと言ってるし、自作erかな?じゃぁ自作コーナーを・・・・」とか?

それはさておき。
自作コーナーっぽい一画があって、そこで再捜索。
商品のソートが結構あいまいで、探すのに手間取ったけれども、なんとか発見。
これが目的の品だ。
ccd0e075.jpg自作er達の多くが知っているであろう、「裸族シリーズ」だ。
まるで氷河期が到来したかのような尋常でないネーミングセンス。
今回は「裸族の頭」。要するに、変換アダプターである。
値札が貼ってあるんだが、意外に高かった。
出費:2980円

そそくさと帰宅し、さっそく接続。
setuzoku.PNGこんな感じ。
もちろん、図中のPCは、tenkas自身のPCのこと。友のブレイクダウンPCじゃなくて。
ドライバをインストールしてPCからアクセスしてみる。

・・・・・・認識しない。
再度接続・・・・・・・・・・・型番は読んだが、開くことはできない。
再度接続・・・・・・・・・・・返事がない。ただの屍のようだ。
なにはともあれ、HDDの物理的破損は確実なわけだ。

それにしても、音を聞かせてやりたいぐらいだ。
ブログに音声ファイルを載せる方法が分からないので、今回は諦める。
いやしかし、電子音に聞こえるんだよ、本当に。

というわけで、次の段階に移行する。
故障の原因が分かったので、それを修復するわけだ。

と言っても、今回はHDDの物理的破損が原因なので、自力ではどうしようもない。
HDDを分解するだけ無駄である。
いつの間にか帰ってきていた友に確認をとる。

te「ちょっとええか?」

友「はいはい」

te「あのPCな、HDDが逝ってるのが原因やねん。
それでな、新しいHDDと換装すれば動くようになるねんけど・・・・。
まぁ、早い話が、これ金が要るんよな。
それで、どうするかっていう事なんやけど・・・。」

友「うーん、HDDっていくらぐらい?」

te「あのPCな、ネットから仕様表見ると100GBってなってんねん。
でも、なかなか100GBのHDDなんか無い。
というか、アレ、実際には80GBの奴つんでたんよ、東芝製の。
ほんで、80GBの2.5インチHDDなら、今は5000円ぐらいが相場かな。
方法は3つある。
1.)PCを買い換える。2.)修理に出す。3.)HDDを換装する。」

友「うーん、買い換えるっていう選択はないなぁ。」

te「ふむ。なら、オススメはHDDの換装やな。
修理、言うても、古いPCみたいやし、保証書も見当たらへん。
なら、恐らくは一律で2万ほど請求してくるやろうなぁ。」

友「じゃぁ、その・・・・換装?お願いできる?」

te「それならそれで、もう一つ。
HDDの容量はどんぐらいにする?メーカー指定は?
・・・とはいえ、ちょっと分からんと思うから説明するわな。
メーカーには、サムスン、ウエスタンデジタル、シーゲート、日立、なんかがある。
容量は、40GB、80GB、120GB、160GB、とかや。
サムスンの特価品が出回ってて、ソレが一番コスパに優れてて実によろしい。
けど、WesternDigitalやSeaGateの方が耐久性というか、信頼できる感はある。
まぁ、その2社はHDD専門です、って感じやからな。
そんかわり、ええ値段するっちゅう寸法や。」

友「うーん、容量ってどんくらいいるかな?」

te「せやなぁ・・・・。
今まで入ってたんが80GBやから、それ以上なら何でもええと思うよ。
P2Pとか動画編集とかするなら話は別やけどね。」

友「むむむ・・・・・・・・・・・・・・・」

te「いや、別に、思い切って任してくれた方がコッチとしても楽なんやけどね」

友「じゃぁソレで」

te「そうそう、HDDのサルベージはできへんかったわ。
なんか大事なデータとか入ってたか?
といっても、もう諦めるほかないけど。」

友「年賀状とかのデータぐらいだし、構わないよ」

te「おk。じゃ俺、日本橋いってくる」

友「え。今から?HDDの代金持ってないけど・・・・。」

te「構うかよ。趣味や」

姉「いや、構えよ」

te「自作なんて、手段が目的化してるようなモンやし・・・」

姉「とりあえず立て替えといたるわ」

tenkasは福沢諭吉を手に入れた!

te「おっほぅ。ええのんけ?」

姉「いくらやったか、後で教えてくれたらええよ」

というわけで、福さんと一緒に日本橋へ。


つづく。
次回:「ノートPCが起動しない」 その4

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キリが良かったので、今回はここまで。
次回は日本橋でぶらついた時の話+HDDで冬休みの工作。

用意するもの:
・薄く柔らかいプラスチック板(透明の方が良い)
・2.5インチ型IDEパラレル接続HDD
・多用途瞬間強力接着剤(アロンアルファ)
・オルファ製のカッター

良い子も悪い子もマネしちゃ駄目だよ!

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#87 「ノートPCが起動できない」 その2

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

こんなチラシの裏みたいなところで新年のご挨拶。
なんだか申し訳ない。

そんなことは置いといて、前回の続きだ。
前回:「ノートPCが起動できない」 その1

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翌日。

朝起きると昼すぎだった。ひどい矛盾である。
「昨日風呂入ってねぇや」
即効で飯を腹に突っ込み、昼風呂を軽くすませる。
そして悠々とmyPCを起動したあたりで呼び鈴が鳴る。
頭も乾いていないうちに『友』とやらの到着であるらしい。

友「お邪魔しまーす」
姉「上がって上がってー」
te「どうもです」

・・・・・・・・くそっ、男かよ!

畜生である。まったくもって畜生である。
姉の友人というものだから、てっきり女性だとばかり・・・・!!
フラグもへったくれも無い。というか、あっても困る。
・・・・・・・・・・・待てよ?
コイツは誰だ?
男友達か・・・・?
それとも・・・・・・彼氏
種は尽きねぇ七里ヶ浜だ。

姉「昼飯買ってきたから」

某Mドナルドだ。
イチャイチャと二人でショッピング(?)か、ええこら見せつけてんのか。
酷く一方的な批判であるのは自覚している。

飯よりもPCの方が気になるお年頃。
とりあえず話を聞いてみる。

te「で、その手に持ってるダンボールが・・・?」
友「例のノーパソ。箱ごと持ってきた。」
te「なるほど。とりあえず起動してみるわ。」
友「よろしく」

箱を開ける。
中にはノートPC本体と電源アダプタ、USBマウスにMicrosoftオフィスのCD。
後半いらねぇ。
素人だから、とりあえず全部持ってきた、ということだろうか。
ならば何故に取扱い説明書がないのか。

気にしていても始まらない。
とりあえずPCをセットし、起動スイッチを押す。

ファンの回転音がし始め、すぐにNECのロゴが表示される。
nec.gifこんなのしか用意できなかった。ごめん。
型番は忘れてしまったのですが、まぁ少し古めのNEC LaVie。
XP SP2かつPentium Mの世代でした。
その後、HDDアクセスランプが光り、しばらく黒画面。
XPのロゴが表示され、その数秒後、一瞬青画面が映り、落ちました。
ガガッと画面が乱れ、一瞬で落ちてしまったため、ブルースクリーンの文字すら読めません。
そして事も無げに再起動ループ。

この時点で考えたのは、エラーはどうもハード面らしい、ということ。
ウイルス性ではない、というのは前日から思っていたのですが、確認程度に。
個人的に、メモリかHDDが怪しい、と踏んでいました。
ビデオ、例のPCではRadeonでしたが、そのエラーの線は薄いだろう、と。
ビデオのエラーは何度か見たことがあるのですが、雰囲気というか直観で違うな、と。

とりあえず、確認のためにセーフモードへ移行しようと思ったのですが・・・・。
ロゴ画面でそれっぽいキー(例えばF12等)を連打。
反応しません。
BIOSは開けますが、起動メニューが起動しない

「おいちょっと説明書・・・・・・・・・・あれ?」

ここで説明書が無かったことを思い出す。
相手は素人、本人に聞いても意味はないはず。
どうしようもないため、セーフモードでの起動を断念。
そのかわりに、あらかじめ作ってあったUbuntuのCDを用意。
とっても有名なLinuxOSですね。
BIOSから第一ブートをCDに変更し、CDブートさせます。
メニューが表示されました。
c36ec976.jpg知ってる人は知っている。起動メニューですね。
さて、今回はインストールするわけじゃないので、ubuntuをCD起動。
しばらくすると・・・・・・・落ちました。

「ふぅん。」

同じ手順で再び上記の画面へ。
次はメモリテストをかけてみます。
ubuntuはMemtest86というメモリチェッカーを搭載しています。
OSを立ち上げずに使える便利な代物です。
さて結果は・・・。
memtest.gifこんな感じ。
エラーがあれば、画面下半分の空いてる場所にズラズラーッとコードが表示されます。
それが無いということは、メモリはいたって正常である、ということ。

「あれぇ?」

ここで少し悩みました。
XPのロゴが表示されていたので、HDDは恐らく無事。
OSの破損かと疑ったが、ubuntuが起動しない理由にならない。
セーフモード起動もままならないので、ビデオでもない。
メモリはMemtestが正常だと告げている。
CPUとかマザーボードなら、そもそも起動するところまで進まない。
OS以前に落ちるので、ウイルスでもない。
電源不足なんて、突然起こることでもないだろう。
じゃぁ、何で?

とりあえず、ここで飯を食うことに。
すっかり冷えたMドナルドを腹に詰め込みます。
コーヒーがまた不味いのなんの。
どこら辺がプレミアムなのか。
ホットで注文してすぐは割とイケるんだけどなぁ。
そんなことを考えていると。

姉「ちょっと出かけてくるわ」
友「お邪魔しましたー」

いってらっしゃいー、と言いながら。
何をイチャついとるんじゃゴラアアアアア、と。
キャッキャウフフと違うわアホー。

さて、再びPCと向き合います。
再度、起動してみる。
ういいいいいん・・・・ピピッ・・・・・ピッ・・・・。
ここで異常に気付く。

「あれ?最初、こんな音してたっけ?」

初回起動時にはしていなかった電子音っぽい異音が。
聞けば聞くほど摩訶不思議。
ぴぴっぴ、ぴるぴる、ぴぴるぴー。
『ぴ』がゲシュタルト崩壊。

「おかしいぞ?こんな音、するはずがない」

自作PCでそういう風にしているならともかく、メーカーPCでは普通はない音。
あったとしても激レアだし、不規則で断続的に、いつまでも聞こえる。

「電子音?メーカーPCにビープなんか無いよな?」

しばらく考える。
PCで異音がする、というか、そもそも音がする場所・・・・・。
一番大きいのはファン。
ケースや電源についている排熱装置。
しかしノートPCだ。ファンの異常は滅多にない。
そもそもからして、電子音はおかしい。
なら、次はHDDだ。
普段は、シュイーン、と心地よい音が・・・・・・。

そこで気づいた。
「これ、ひょっとしてHDDの音か?」

高速で回転するHDD。
そこに異常があれば・・・・・。

「電子音じゃなくて・・・・!」

PCのHDDのあたりに耳を近づける。
確かに、そのあたりで音がする。
しー・・・・かっ・・・ぴぴっ・・・・・・。

閃いた。

電子音の正体みたり、割れたHDDの音だ。


よく言うところの、「ヘッダがディスクにガッシャーン」である。
HDDの構造は磁気ディスクを高速で回転させ、その上に読み取り機が浮いている形だ。
その幅はわずかに8nmしかない。
タバコの煙に含まれる粒子で詰まってしまうほど狭いのだ。
しかも回転速度も数1000rpmという高速ぶり。
これはどれだけ凄いことなのか。
サイズを大きくして飛行機でたとえよう。
ジャンボジェット機が地上5mmを飛行している、という凄まじい精密さだ。
HDD開発者の苦労が思われる。

そんなもんだから、簡単にHDDは割れてしまう。
それが今回のケースにあたるわけだ。
初回起動時にXPのロゴが表示できたのは、
HDDの損傷の度合が軽く、無理やりに読み込んだ結果だったのだろう。

しかし、これじゃ机上の空論だ。
HDDを外部から読み込み、確認をとるべきだろう。
そう思い、裏からネジを回し、HDDを取り出す。

「おう、小せぇなぁ」

何も股の間にぶら下げたもののサイズの話ではない。
HDDには規格があり、
デスクトップに多い3.5インチ型と、ノートに多い2.5インチ型があるのだ。

tenkasはデスクトップしか自作していないので、2.5インチを手にとって見たのは初である。
となると、当然問題が発生する。

サイズが違えば、接続コネクタの形状も違って当然、ということだ。
そして当然のごとく、tenkasは3.5インチ用のものしか持ち合わせていない。

「参ったなあ。確認のためとはいえどもなぁ・・・・・・」

ちょちょいとネットで検索。
しばし考え込む。

「仕方ない。ちょっくら出かけるか」

財布に樋口を押し込んで、そそくさと家を出る。
わざわざ日本橋まで行く必要はない。

向かうは大阪梅田、ヨドバシカメラである。


つづく
次回:「ノートPCが起動できない」 その3

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結構長い話です。
多分、次回で終わり。
特に面白いこともなく、普通に割れたHDDで遊んだあと、
HDDを換装してOSインストールして終了です。
その換装の際に、少し問題が発生しますが、大したことじゃぁなかったです。
といっても、あんな経験は人生で最初で最後にしたいものですが。

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#86 「ノートPCが起動できない」「うん、それで?」

つい先日の話。

姉 「tenkasはPC詳しいよな?」
tenkas「唐突になんぞ」
姉 「いや、友のノーパソが調子悪いらしくて」
te 「それで?」
姉 「起動できないんやって」
te 「症状は?」
姉 「なんかよく分からんけど」
te 「じゃぁ俺もワカンネ。俺は神じゃねぇ」
姉「起動できないんやって」
te「ソレさっき聞いた。とりあえず、デスクトップまでは行くんか?」
姉「聞いてみるわ」

数分後・・・

姉「デスクトップまで行かへんらしい」
te「ふーん。もっとkwsk言ってくれ。何?ブルースクリーン?」
姉「よう分からんねんけど」
te「あれ、デジャブ感じるわー」
姉「じゃぁ聞いてみるわ」
te「ちょちょちょ、ちょい待ちなーや。その、友とやらに、エラーコード聞いてくれ」
姉「なにそれこわい」
te「具体的には、1)青画面か黒画面か。2)エラーは何と申しているのか」
姉「全然わからん」
te「んーとなぁ・・・・落ちる前にPCが文句言って落ちるやろ、普通。」
姉「?」
te「例えばブルースクリーン。青バックに英文が出てるのは見たことあるやろ?」
姉「もち」
te「その英文な、体のこの辺が痛いねん、だからデスクトップ嫌やねんってPCが言うてるんよ」
姉「ほう」
te「長ったらしい英文はさておいて、その最後に技術者向けのコードがあんねん」
姉「それを聞いたええわけ?」
te「せやな。だいたい、『0x000???? 0x00?????』って感じ。」
姉「え?え?」
te「頭に数字の『0』、すぐ後ろにアルファベットの『x』、で、それ以下は英数字が並んでる」
姉「・・・・・・」
te「それが1つあって、ちょっと挟んで更にもう一個ある・・・って感じ」
姉「何?ゼロから?」
te「むぅ・・・・・・。まぁ、見たら分かるから、『0x』で始まるコードらしきもの全部、聞いてみて」
姉「おk」

ここで読者のためにちょっと説明。
↓クリックで鮮明に表示できます。
9b2d1c95.PNG
↑ブルースクリーンで表示される技術者向けコードは赤線部に書かれています。
このコードをメモし、グーグルで検索する、という単純な方法。それなりに使えます。

さて数分後・・・

姉「ブルースクリーンと違うらしい」
te「黒画面で落ちるってこと?それとも画面が固まっちゃう系?」
姉「知らんがな」
te「まぁ、何にせよ、エラーっぽいこと吐いてないか?」
姉「『ナントカ』がありません、って出たらしい」
te「それが聞きたかったんや。で、何が無いって?」
姉「何とか」
te「・・・・・・・・」
姉「知らんよ」
te「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なめてんのか」
姉「多分、データ」
te「分かっとるわい。だから何が無いのか分からないと、もう・・・・畜生!!!!」
(この気持ちは、本当に、分かって頂きたいところである)
姉「それでさぁ」
te「うん」
姉「明日、来るって」
te「何が」
姉「だから、『持ってくる』って」
te「・・・・・ここに?PCを?」
姉「『よく分かんないし、直接みた方が早い』って」
te「え・・・・・何、明日、友が来て・・・・・それで、直せ、と?」
姉「そうそう」
te「・・・・・・・・・・・・・・・」
姉「じゃ、そういうことで」
te「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冗談だろう?」


つづく。
次回:「ノートPCが起動できない」 その2


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プロフィール

HN:
mukasino
性別:
男性
職業:
学生
自己紹介:
「どうせ駄文」と言い訳するのは止めることにした。
最近気がついたことがある。どうやら俺は飽き性らしい。惰性が失われた瞬間に冷める。
もはや自己規律だけが頼りである。

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