受験とかいう非常にめんどくさい通過儀礼が終了した。
と思っていたら地震がきた。
筆者は大阪在住のため、被害は皆無であったが、どうにも居心地が悪い。
自分の無力さを痛感するばかりであった。
辛気臭いのも嫌なので、恩師のもとに出向いて談話をしてきた。
名前は出すなよ、とのお達しなので書かないが、
O.多賀彦 氏である。
知ってる人は知っている、陰の超有名人。
原子力のエキスパート。ただし自称。原発大好き。でも原発反対派。
ついでに関電が好きみたい。幹部と友達とか。
嘘か本当か分からないプロフィールはさて措き、
東日本大震災とくれば津波と原発だ。
津波は筆者が物理に疎いので勘弁いただきたいが、化学ならバリバリよ、いうわけで原発について熱く語っていただいた。
何でも「いやぁ、次に地震がきたらダメだろうな、と思ってたわ」らしい。
ホンマかいな。
「だってアレ築40年でしょ。もうボロボロです。」
運転停止とかは?
「東電の奴らとか、金儲けしか考えてへんよ。コーヒーいる?」
もらいます。
こんな感じである。
原子力に関するまとめプリントの山を貰って帰ってきた。
わざわざ用意してくれたのだろうか。有難いことである。
それが2日ほど前。辟易しながらも、2分の1を読破した。
残りは、物理現象の計算の部分だ。知るかこんなもん。
で、それを見たうえでテレビや解説サイトを見るとゲフンゲフンな感じなのである。
一例をあげると、チェルノブイリ。
「制御棒を挿入するのが遅すぎて、爆発した。」
確かに、それも一因ではあるのだが、
チェルノブイリの場合、もし制御棒の挿入速度が速かったとしても停止したとは思えない。
問題はそこではなく、原子炉の特性こそが重要なのだ。
直接的な原因は、「キセノンオーバーライド」と「ポジティブスクラム」、そして、「その両者を理解していなかった作業員のアホさ」である。
酷いことを言うようだが、教訓として知っておくべきだ。
ともかく、どうにも"抜けた"解説が目立つので、「文句言うなら自分が説明しろよ」とか言われる前に、原子力を紹介してみよう、とそういう魂胆でいる。
話は変わるが、何かと受験に忙しかったためにこちらは更新していなかった。
これから、もう一度スタートを切ってみるつもりだ。
それにしても、受験は人を変える。
PCゲームがどれをとっても面白くない。昔はどっぷりハマったのにな。
勉強はしたくないが、ゲームもつまらない。
やる事ナッシング。死語か。
消費する側でなく、生産する側にまわりたいもの。
新しい趣味を模索しながらの、手探りのスタートだ。
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